エメラルドグーリーンやコバルトブルーのきれいな海が魅力の沖縄県。
観光やマリンレジャーを楽しむ人が増えています。
その沖縄は、日本でも上位に入るほどの塩の生産地でもあります。
今回はその沖縄の塩で、ミネラルの種類が多い塩をランキングベスト4として紹介。
その塩の製造所は、いくつもあり、製造所によっても製造方法が異なり、味や見た目も違いがあります。
ミネラルも豊富でおいしいと料理人からも大好評。
今回は違いが分かりやすいように成分比較表を作ってみました。
これで普通の塩と何が違うのか一目瞭然でしょう。
それでは、「沖縄の塩ランキングベスト4、ミネラルも豊富でおいしい!何が違うのかが分かる成分比較表つき!」と題してお伝えします。
Contents
沖縄の塩ランキングベスト4、ミネラルも豊富でおいしい!
数ある沖縄の塩の中から人気で、ミネラルの種類が多く含まれる塩、沖縄の塩ランキングベスト4を紹介。
沖縄の塩にはナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムを始め他にも多くのミネラル成分が含まれています。
ですので普通の塩と異なり味わい深い塩が多く、料理人や健康志向の方から選ばれています。。
沖縄の塩ランキングベスト1 ぬちまーす
ぬちまーすは、那覇空港から車で約1時間半くらいのところにある、うるま市宮城島の工場で作られています。
工場敷地内にある沖縄の絶景、パワーポイントと知られる「果報(かふう)バンタ」。
果報は沖縄方言で「幸せを運ぶ」、バンタは「崖」の意味です。
その果報バンタから珊瑚礁とエメラルドグリーンの美しい海が眺めることができます。
その美しい海の海水のみを原料としてぬちまーすは作られているそうです。
ぬちまーすは、細かい霧を発生させて塩を作る世界初の製法「常温瞬間空中結晶製塩法」によって誕生!
この常温瞬間空中結晶製塩法によって、一般的な食塩よりも塩分が25%も低い優しい塩で、ミネラルは21種類も含まれているんだとか、まさに命の塩(ぬちまーす(沖縄方言))ですね。
また、ギネスにも世界一ミネラルの多い塩として、2000年に認定されたそうです。
ぬちまーすは、粒の大きさが異なる、パウダータイプとしっとりタイプ、顆粒タイプの3種類があります。
定番商品はパウダータイプでさらさらとした超微粒な塩。
口どけが良く、しょっぱ過ぎないマイルドな塩。
塩だけを舐めて美味しい。
さらさらとした超微粒なパウダータイプの塩は、保管に関しては注意が必要です。
湿気けやすいので冷蔵庫保管がいいかもしれません。
健康を維持するにはぬちまーすがなきゃいけないと認識されてから、どんどんぬちまーすは売れていって現在は沖縄県内のスーパーやネットでは売り切れとなっています。
新規のお客さんは半年待ちなんだとか。すごい人気ですね。
沖縄の塩ランキングベスト2 雪塩
雪塩注文して
雪塩とどいたから
雪塩食べてみた海そのままを
そのままだった#雪塩 pic.twitter.com/kuJZ2BpTfF
— ヤマノッチ🌵 (@piroshi8835) June 6, 2024
雪塩は、宮古島の良質な地下海水が原料になっています。
その地下海水はサンゴが堆積してできた琉球石灰岩が天然フィルターとなって不純物が取り除かれて、サンゴカルシウムも溶けでた良質な海水。
塩づくりで通常は取り除かれるニガリ成分も含まれ、18種類ものミネラル成分が検出されています。
海水の成分をそのまま残すことにこだわってできた塩なのです。
通常の塩づくりは海水を平窯で煮詰めて作る塩や天日干しでできる塩は、何十時間とかかるのですが、この雪塩は濃縮された海水から塩ができるまで、なんと約2秒!驚きですよね。
一瞬でぎゅぎゅっと閉じ込められた感じですね。
一瞬で塩になる特別な製法で作られているそうです。
出来上がった塩をふるいにかけ、その落ちる様子が粉雪のようで、そこから「雪塩」と名付けられたたんだとか。
しかも、本物の雪の結晶と同じくらいの大きさで、一般的な塩の約1/4の大きさ。
見た目や手触りも粒というよりも粉状です。
粉状のもの顆粒のタイプにした塩の2種類があります。
味はしょっぱすぎない、まろやかな味。すぅーっと体に浸透していく感じがします。
沖縄の塩ランキングベスト3 粟国の塩
粟国の塩は、沖縄本島の那覇市から北西約60km(フェリーで約2時間)の位置にある周囲約12㎞の小さな島、粟国島で作られています。
その粟国の塩は、澄んだ海水とオリジナルの立体式塩田タワー内で太陽光と潮風を利用して、かん水(塩分濃度の高い塩水)にしてから、そのほとんどを釜炊き塩に、一部は天日塩になるそうです。
釜炊き製法では、適度に 『にがり』(マグネシウムやカリウムなど60種類以上ものミネラルの成分=微量元素)を残せるのだとか。
塩のあるべき姿を追い求めて20年、そして誕生した塩。
出来上がるまでに約1か月と長い時間手間をかけた海の結晶です。
粟国の塩は、粗塩で味はしょっぱいけど塩辛くはなく、しょっぱさもあと引くことなく、旨みを感じる塩です。
塩おにぎりにすると最高!との口コミも多く、肉や魚の素材の味を引き上げてくれるおいしい塩とリピーターさんも多い。
また、こちらの粟国の塩も国内はもちろん海外では「エクセレント・マイルド」と表され 世界中のシェフをも虜に。
粟国の塩の沖縄海塩研究所、所長の小渡さんは自然食にも造詣の深いそうで、「命は海から」のキャッチフレーズにあるように、命にかかせない塩を情熱をもって取り組まれているかたなんだと感じます。
沖縄の塩ランキングベスト4 屋我地島の塩
屋我地の塩! pic.twitter.com/J9grdkiy
— ミスホビ@ちっちゃいものクラブ (@Mr_Hobbbbit) July 15, 2012
屋我地島の塩は沖縄本島北部の名護市、羽地内海と東シナ海をのぞむ珊瑚礁の島、屋我地島で製造されています。
屋我地島は、沖縄県製塩業発祥の地とされ、約400年の歴史があります。
その頃からの製法ベースに独自の手法と、熟練の職人のきめ細かな手作業で作られています。
鉄釜で煮詰めて作るため、出来あがった塩は鉄分を含みサーモンピンクの色をしています。
鉄分やミネラルを豊富に含み、ほんのりした甘みに旨み、深い味わいのある塩。
プロの料理人の愛用者も多く、天然塩の中でもこれしかないと言う料理人もいるほどなんだとか。
塩のみでも舐めたくなるくらいのおいしいさで、成分含有量をみてランキング3とさせていただきましたが味は私の中では№1の塩です。
天ぷらやおにぎりにとても合う大好きな塩です。
沖縄の塩ランキングベスト3にも豊富に含まれているミネラルとは?
五大栄養素の1つで、健康維持に欠かせない存在。
食事から摂る必要があり、摂取不足や過剰によっても体の不調や病気の引き金となるそうです。
適量をバランスよく取ることが大事な栄養素だと言われています。
そのミネラルには「 必須ミネラル 」と呼ばれる16種類あります。
成分比較で普通の塩と何が違うのか一目瞭然!
分かりやすく比較表にしてみました。
一般的な塩と比べ、ナトリウム量が低いことと、ミネラル含有の種類が多いことがわかります。
これらの塩は、体に優しい塩と言われています。
ミネラルが不足すると、貧血、めまい、脱力感、高血圧、動脈硬化、不整脈、鬱や低体温、肌荒れや肩こり口内炎、体重増加、免疫力にも関わってくるようです。
その他にも疲れやすく集中力が続かなかったり、イライラしやすく、 また、甲状腺腫などの欠乏症や、骨粗しょう症になるなど、さまざまな症状が起こりやすくなることも知りました。
このことから私もですが、ミネラル不足の方が多いのではないかと感じました。
逆に取り過ぎた場合も過剰症を引き起こすことがあるそうです、なので適塩を意識した方がいいのかもしれません。
まとめ
今回は、沖縄は観光地だけでなく塩の生産地でもあることから、塩ランキングでベスト4を選んでみました。
特徴としてはどれもミネラルが豊富ということと、おいしいこと。
そして一般の塩と比べて何が違うのかも数値でわかります。
塩ランキングベスト4は、一般的な塩と比べ塩分低めでミネラルが豊富だから体にとってもよさそうです。
「沖縄の塩ランキングベスト4、ミネラルも豊富でおいしい!何が違うのかが分かる成分比較表つき!」と題してまとめてみました。
健康に気を遣うアラフィフの私は、最近になってミネラルの大切さに気付いたのと、美味しいから愛用してます。
塩選びの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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